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ノミ・マダニ・寄生虫予防

ノミ

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(画像提供:エランコ)

ノミは1~3mmの平たい寄生虫です。ノミやマダニが寄生すると痒いだけではなく、さまざまな病気の媒介もします。室内で飼育している場合でも、人間が洋服や靴などに付けて持ち込み繁殖してしまうという事もあります。また、近年はペットと一緒に利用できる施設や店舗が増えておりますのでそのような場所を利用する場合は、ノミダニ予防をしていることがマナーとなっているようです。当院では背中に滴下するタイプと飲ませるタイプをご用意しています。ノミやマダニから守るためにお薬をつけましょう。
夏の時期はもちろん、暖房のきいた屋内では冬でもノミは生き続けるので年間を通じて予防・駆除することをオススメ致します。

マダニ

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(画像提供:エランコ)

マダニは2~3mmの寄生虫です。寄生前はみな平べったい形をしていますが、血液を吸うと体重が100倍、体調1cm以上に丸々と膨らみます。
マダニは草叢などでワンちゃんが通るのを待ち構えており、近くを通りかかった時にワンちゃんに乗りうつります。公園や河川敷などの草の生えたお散歩コースやキャンプやハイキングなどで森林にアウトドアに出掛ける場合にはとくに注意が必要です。夏などあたたかい季節によく活動しますが、マダニの種類によっては冬でも活動します。マダニに寄生されると、血を吸われるだけでなく、マダニから多くの病気をうつされます。
代表的な病気としてバベシア症があります。バベシアという原虫は赤血球に入り込み、これを壊して貧血を引き起こします。重症例では貧血により死亡することもあります。関西より西で発生が多いですが、関東でも起こりえます。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は2014年にニュースになりました。SFTSウイルスがマダニの吸血によって人に感染し、嘔吐・下痢・発熱等の症状を起こし、重篤例では死に至る怖い病気です。
マダニはワンちゃんの皮膚にしっかりと食いついているため、引っ張っても簡単にはとれません。無理に引っ張ると体だけちぎれて口の部分がワンちゃんの皮膚に残って問題になることもあるため、寄生したマダニは簡単に取り除こうとしないでください。かかりつけの動物病院などで早めに取り除いてもらった方が良いでしょう。

当院で使用しているノミ・マダニ駆除薬

フィプロスポット

アドボケート

クレデリオプラス

寄生虫

鞭虫卵

鉤虫卵

コクシジウムオーシスト

ニキビダニ(毛包虫)

回虫卵